… どこに行こうかな?
と考えていると、目の前にエゴン・シーレ展の大きな広告板が!
トラムに乗って新しくできた現代美術館に行こうかと思っていた予定を急遽変更し、午後はこの近くのアルベルティーナ宮の美術館に行くことに♪
ちなみに写真左側の建物はオットー・ヴァーグナーと並び近代建築の父と言われるアドルフ・ロース作のロースハウス。
百年以上前、まだ装飾的な建物全盛の中で、内外共に一切の装飾を排したこのシンプルな建物は物議を醸し出し非難の対象となったが、20世紀の近代的なビルの正に先駆けとなった
… ウィーンの凄いところは、一見華やかで優雅で保守的に見えながら内側に深い影や闇を秘めていて、20世紀の音楽に於いても芸術に於いても革新的な役割を果たしてきた街… と言えることだと思う