雪の光日記帳

15歳のトイプードルviola (2007年2月生まれ♀)と飼主の札幌暮らしを日記帳代りに綴っています。instagramでもたま〜に動画や写真を (@shubotan)
[Show all]
15歳のトイプードルviola (2007年2月生まれ♀)と飼主の札幌暮らしを日記帳代りに綴っています。instagramでもたま〜に動画や写真を (@shubotan)
感想

感想

... ピリスは東京、パリ、札幌で生を聴いたことがあり昨日で確か四回目。でもソロで聴くのは東京以来16年ぶりか?

超小柄なピリスは衣装がいつも独特なのだけれど(昔はY'sみたいな衣装も着ていた) 昨日もグレー系のふんわりしたシンプルな素敵なロングドレスで登場。

今回一曲目のシューベルトの4つの即興曲(Op.90,D899)は私が極私的に最も偏愛する美しい曲。
17-18年前に録音されたこの曲のCDは音のひとつひとつが耳にすっかり焼きつくほど繰り返し聴いてきたので、昨日のリサイタルで相変わらず素敵な彼女がステージに登場するやいなや直ぐに弾き始めた最初の一音で私すでに涙がこぼれ落ちそうになり思わず天井のライトを見つめる(≧∇≦)

ところが...
どうしたことでしょ!!(*_*)
私がいつも聴いていた寂寥感のあるあの繊細に研ぎ澄まされたヒリヒリした音とは違い、テンポも少し早くなって何だか逞しく華やぎさえ感じられる演奏になっていて私はすっかり戸惑ってしまい、「これはいったいどう考えればいいのかしら??」と首を傾げているうちに四つの小曲が終わってしまったという … (~_~;)

勿論録音とはピアノも違うし(今回もヤマハかどうかは不明) 、私の前と隣りの席の紳士が曲が始まった途端にかなり迷惑な寝息を立てて居眠りし始めた(≧∇≦)という不運もあったのだけれど、
でもね、少し冷静になって考えてみると…

これは今年70歳!を迎えるピリスなりの見事な円熟なのではないかしら? と思うように至る(._.)
美しい儚さ寂びしさ諦念は影を潜めたけれど繊細で明晰な音は相変わらずで、代わりに温かみのある包容力や逞しい生命力に溢れていて、老境に入り衰弱とは無縁のますます毅然と優しく華やぐ…というカッコいいピリスを聴いた気がして…

やっぱり素敵 ( ̄▽ ̄)!! わたしの、みんなのピリス。

ARCHIVES